写真
ニュース

【ご報告】2023年度学位記・修了証書授与式が行われました

 

2023年度修了生の皆様、ご修了おめでとうございます。

2024年3月18日(月)に、東京理科大学の「2023年度 学位記・修了証書授与式」が日本武道館で挙行されました。経営学研究科技術経営専攻(MOT)の修了生を代表して学生代表(総代)の窪田伸之助さんが、石川正俊学長から学位記を授与されました。

その後、P51教室(PORTA神楽坂5階)にて、経営学研究科技術経営専攻(MOT)で、MOT修了式を行いました。
まず、優秀学生賞、特別賞(最多単位取得者に授与)、優秀ペーパー賞、最優秀ペーパー賞、最優秀学生賞(総代)の順で、表彰および記念品の贈呈が行われました。

続いて、専攻主任である青木英彦教授より、各修了生に学位記とMOTのトラック修了証書が授与されました。
青木英彦教授が祝辞を述べた後、修了生を代表して総代の窪田伸之助さんが答辞を述べられ、無事に式を終了いたしました。

併せて、PORTA神楽坂5Fで、全体およびプロジェクト(ゼミナール)単位での写真撮影が行われ、和やか雰囲気のもとで、MOT修了をお祝いしました。学生の皆様の晴れやかな笑顔と充実を感じさせる表情がとても印象的でした。
修了生の皆様、誠におめでとうございます!!

 

<青木専攻主任・教授の祝辞>

皆さん、MOTの修了、まことにおめでとうございます。仕事で疲れ切ってる中でも歯を食いしばって、授業に参加し、課題をやり遂げ、グループワークをまとめ上げ、本当に大変だったと思います。私たち全教員が皆様のことを誇りに思いますし、皆さんもぜひこの二年間で成し遂げたことを誇りに思ってください。
一方で、この技術経営修士の学位は、皆さん一人だけでとったものではありません。周囲の方々の協力があって初めてできることです。ご家族の方、もしくはパートナーの方、身近にいらっしゃる方々に、ぜひ心から感謝の念を伝えてください。そして、この成果を皆で味わって、祝福していただければと思います。
今後皆さんは、徐々にポジションが上がり、経営者として組織のパフォーマンスを高める責務を背負っていかれることと思います。今日は私から、そういう皆さんへ3つの応援メッセージをお送りしたいと思います。
第一に、勉強を続けてください。MOTで獲得された最も重要なアセットは、勉強をする習慣です。学んだこと自体は、おそらく早かれ遅かれ陳腐化すると思います。また、すぐ忘れてしまうでしょう。でも、勉強を続けると、自分の知識をアップデートし続けることができます。また、全く新しい知識、知恵を得ることで、自分自身を変化に対応させることができます。
第二に、自分で考え自分で判断する習慣を定着させてください。自分で考えるとはどういうことか。たとえば、物事を判断するときに、誰が言ったか、で判断するのではなく、その内容で判断する。偏見を持たず、いろんな立場の人の言うことをオープンに聞き、様々なアイディアに心を開く。そのうえで、自分で考えて、判断していく。当然ですが、その判断基準は、多くの人が納得するものでなければなりません。
第三に、ぜひ、人間力を高め続けてください。ポジションが上がれば上がるほど、リーダーには人間性が問われてきます。人間力の定義はひとそれぞれ違うかもしれませんが、今日は、私が高校時代に教えられた定義をご紹介したいと思います。人間力が高い人とは、安心され、尊敬され、信頼される人、ということです。では、どういう人が安心されるのか。すぐ切れたり、人を見下したり、自分だけが正しいという態度を取ったり。。。こういう人は、安心されません。どういう人が尊敬されるか。自分に厳しく、人知れず努力を続ける人。責任感の強い人ですね。どういう人が信頼されるか。人の悪口を言わない。約束を守る。うそをつかない。こういう善い行いを続けていくことで、人間としての力を高めていってほしいと思います。
以上を持ちまして、私からの応援の言葉とさせていただきます。
MOTが存続する限り、ここは皆さんの第二の故郷です。うれしいとき、落ち込んだ時、ワインが飲みたいとき・・・いつでも遊びに来てください。教員一同、皆様からのご連絡を心待ちしています。
ご修了、本当におめでとうございます。これからの皆様のご活躍を心からお祈りいたしております。

その他のニュース