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【ご報告】2021年度学位記・修了証書授与式が行われました

 

2021年度修了生の皆様、御修了おめでとうございます

2022年3月19日(土)に、東京理科大学の「2021年度 学位記・修了証書授与式」が日本武道館で挙行されました。経営学研究科技術経営専攻(MOT)の修了生を代表して学生代表(総代)の立山忠生さんが、石川正俊学長から学位記を授与されました。

その後、P51教室(PORTA神楽坂5階)にて、経営学研究科技術経営専攻(MOT)で、「グラデュエーションペーパー優秀賞・優秀学生賞表彰式」と「学位記修了証書授与式」を行いました。まず、「学生代表(総代)」、「優秀学生」と「グラデュエーションペーパーの最優秀賞と優秀賞の各受賞者」各位に、表彰および記念品の贈呈が行われました。

続いて、若林秀樹専攻長・教授より各修了生に学位記とMOTのトラック修了証書が授与されました。
若林秀樹専攻長が祝辞を述べた後、専攻の教員からも祝辞がありました。修了生を代表して総代の立山忠生さんが答辞を述べられました。
最後に、修了生一同で結成された合唱隊による合唱が披露され、無事に式を終了いたしました。

終了後には、東京理科大学神楽坂キャンパスでプロジェクト(ゼミ)単位や全体での写真撮影が行われ、和やか雰囲気のもとで、MOT修了をお祝いしました。学生の皆様の晴れやかな表情がとても印象的でした。
修了生の皆様、誠におめでとうございます!!

<若林秀樹専攻長の祝辞>

経営学研究科技術経営専攻修了生の皆様、この度は、おめでとうございます。本専攻を代表して、一言、御挨拶を申し上げます。

皆さんは、新MOTの三期生として、立派に仕事と学業を両立、また素晴らしいグラデュエーションペーパーも完成されましたこと、その志と努力に心より賞賛いたします。私共、教員、事務一同、心よりお祝いを申し上げ、また、共に、新MOTを発展頂いたこと、感謝申し上げます。

今、人類は、まさにVUCA、コロナからロシアウクライナ侵攻もあり、存亡の危機に瀕しております。その中で、2021年度は、ZOOMによる授業から始まり、ハイブリッド授業の試み、大学を取りまく環境も大きく変わりました。今年度は卒業式修了式も開催され、皆さんを代表し、総代の立山さんが学位記を授与されました。また、この2年間は、この式も、全員参加はできなかったのですが、全員参加ができ本当に嬉しく思います。
この後、コロナに注意され、2年間を思い出し語り合ってください。皆さんは、リアルで神楽坂に来られなかったので、その分、修了後、OBとして、学びも含め、神楽坂で、飲み足らなかった分、お出でください。

さて、MOTの学びの目的はディプロマポリシーにあるように、イノベーションを起こせるCXOや起業家などになるべく、変化の時代に考える力、生き抜く力を身に着けて頂くことになります。それは、単なる知識でもなければ、本を読むことでもありません。DXもITを導入することが自己目的化してますが、そうではありません。仮説検証の後、一般解でも特別解でもいいですが、それを見出し、実践実装して頂くことです。日々が毎日、実践ケーススタディです。その中で、今回、嬉しいイノベーションがありました。それは皆さんが合唱隊を結成したことで、MOTの歴史上、初めてであり、リーダーシップや組織論含め、MOTの実践です。また、このためにキーボードを購入、昨夜は雨の中、汗をかいて、搬入、設置され、まさに、ノブレスオブリージュです。

日本の競争力低下の原因の一つは、サラリーマンが社長になることがゴールとなり、その後は何もしない、有名大学に入ることがゴール、大学教授になることがゴールであり、何も勉強しない、研究しないということかと思います。もとより、皆さんは、そんな方々ではなく、ここがスタートだと十分ご理解頂いていると思います。
この危機の時代、に、皆さんが、その力を発揮する時が到来しました。厳しいカリキュラム・グラデュエーションペーパーを書きあげられた皆様なら、きっと、この変革期を乗り越えていかれると確信しておりますが、どうか健康だけには気をつけられますよう、お願い申し上げます。

今日、ここで出会った仲間を大事にし、また、MOTを故郷だと思って、嬉しい時はもちろん、むしろ、悔しい時、辛い時、悲しい時、寂しい時に、お立ち寄りください。我々一同お待ちしております。もちろん、後輩の指導や講義のプレゼンなどにも御協力頂き、OBとして、御支援御指導を願います。

最後に、一言だけ、これは毎年の現実的なアドバイスですが、会社などに戻られたら、MOTを忘れ、理論だのは言わず、相手や状況に応じ、話し方、言い方を変えてください。MOTでの学びは既に皆様の血肉となっており、高く広い視座におられます。実るほど頭が下がる稲穂かな、と申します。ちょっとしゃがんで、手や体を動かしてみてください。

本日は、おめでとう、またリアルでもバーチャルでもお会いできますよう。

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