若林秀樹教授が「北海道企業立地セミナー2023」にて「デジタル列島改造論〜半導体デジタル復活、最後で最大の機会〜北海道のケーススタディ」と題した講演を行います(リアル・オンライン同時開催)

(内山幸樹会長) (飯田さやか氏) (MOT修了生:栗岡大介氏) (若林秀樹教授) (内山穂南氏) (下山田志帆氏)
東京理科大学大学院経営学研究科技術経営専攻(MOT)では、修了生が実際のビジネスで取り組んだ成功事例、苦労した事例や取り組んでいる事例を「ケーススタディ」として講義し、現役生とガチで質疑応答を行い、共に学びあう「実践ケーススタディ」の講義を行っております。
今週の修了生がもちこんだ「ケーススタディ」では、5人のゲストスピーカーが登壇しました。
◎栗岡大介氏
第2回目の修了生のゲストスピーカーは、2020年3月に修了された「くりや株式会社」の栗岡大介代表取締役です。
くりや株式会社のPurpose(存在価値)は「地球価値の向上」、Vision(目指す姿)は「我々は変革者の味方であり続ける」、Mission(手段)は、「変化を楽しむ姿勢を持とう」「愛されるあなただけの仕事をしよう」「個性で未来は変わる」です。
この理念の下、多様なビジネスを行っておられます。例えば、北海道東川町との連携や協力。お米の販売や写真文化首都(北海道「写真の町」東川町)のプランディング事業をされています。
◎飯田さやか氏
VUILD株式会社など、複数のベンチャー企業でCFOを務めておられます。シリコンバレーで米国公認会計士としてキャリアをスタート。日本に帰国し、新興通信事業者に創業時から携わり、株式(新規上場等)や借入で合計3000億円を資金調達、最終的に大手通信事業者と事業統合。その後、大手通信事業者での海外事業、大手IT事業者での投資、上場準備を経て、Startup Incubatorに参画後、独立されました。凄腕のCFOです。
◎内山幸樹会長
株式会社ホットリンクの代表取締役会長です。今日は「一般社団法人Famiee(ファミー)」の代表理事としてのお話でした。
Famieeとは、住んでいる場所に関わらず取得・利用できる家族関係証明書を民間で発行する団体で、現在提供しているサービスは、同性向けパートナーシップ証明書のみですが、順次拡大していく予定だそうです。
Famieeの証明書は、ブロックチェーン技術などを活用し、受入表明をしている全国の企業やサービスで利用することができます。
◎内山穂南氏と下山田志帆氏
お二人とも株式会社REBOLTのCEOです。元女子サッカー選手の2人が共同代表で、女性スポーツ界のアスリートと共に社会課題解決を目指す会社です。
社会に対して共通した課題意識を持つアスリートと企業が協力し、その解決につながる商品やサービスの製作販売を行う「アスリートクリエイティブ事業」と「ダイバーシティセミナー事業」の2つの事業を行っているそうです。具体的には、『OPT』第一弾は「吸収型ボクサーパンツ」でした。
事業を通してREBOLTが伝えたいことは、「ノーノーマル」だそうです。ジェンダー「レス」でも、「ニュー」ノーマルでもない 普通は「ない」のであるという言葉は本当に勉強になりました。
皆様の貴重なお話に御礼申し上げます。