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【MOTイベントのご報告】2021年8月25日から3回シリーズで『感動の名講義をもう一度』というセミナーをオンラインで開催しました

東京理科大学MOTは、様々なテーマについて、皆様と議論を重ねていく場をオンライン中心に展開しています。

2021年8月23日(月)から、「変革に挑むリーダーたち」「感動の名講義をもう一度」の二本立てシリーズ・セミナー全6回をオンラインで開催しました。
こちらでは、2021年8月25日から3回のシリーズで開催した、『感動の名講義をもう一度』について御報告いたします。

『感動の名講義をもう一度』シリーズは、MOTの授業にお招きしたゲストの方の素晴らしいご講義を、ダイジェスト版で再現するという企画です。
本学の青木教授がファシリテーターとなり、感動の名講義を学外の方にも広く知っていただくとともに、MOTの授業内容の一端に触れていただくことができました。

第1回8月25日は、「『実践組織戦略』~J. フロントリテイリングの経営改革~」と題し、J.フロントリテイリング(株)取締役兼取締役会議長の山本良一様をお迎えしました。
山本様には、本年5月11日のMOTでの授業『実践組織戦略』にゲストとしてお越しいただき、大変貴重なお話をお聞かせいただきました。山本様から頂いた「名講義」のダイジェストとして、理論と実践双方から経営改革の要諦についてお話しいただきました。

第2回9月1日は、「『グローバルビジネス交渉力』~KT法をベースとした思考技術とキャリア開発への展開~」というテーマで、ウィンワークス(株)代表取締役会長 渡辺邦昭様をお迎えしました。
渡辺様には、本年6月17日~8月5日にわたって行われたMOTでの授業『グローバルビジネス交渉力』にゲスト講師としてお越しいただき、KT法をベースとした思考技法とその活用による意思決定精度の向上法について大変エネルギッシュな講義をしていただきました。目の前のビジネスでの成功から、長期的な自己革新とキャリア開発につなげる授業は、単なる「交渉力」の域を超え、渡辺様の豊富なご経験に裏打ちされたビジネス哲学伝授の場と化しました。回を重ねるごとに履修生全員に多大な影響を与え、すでに伝説の講義になったと言っても過言ではありません。本セミナーは、その講義のエッセンスを外部の皆様にも体感していただくことができる機会となりました。

第3回9月8日は、「『ユーザーイノベーション』~製造業のサービタイゼーション:エコシステムドライバーへの2つのアプローチ~」というテーマで、(株)野村総合研究所 主席研究員 藤野直明様をお迎えしました。
藤野様には、本年7月27日に行われたMOTでの授業『ユーザーイノベーション』にゲスト講師としてお越しいただき、DX化に伴う産業構造および事業モデルの転換についてご講義いただきました。藤野様は、IT、オペレーションズマネジメント、SCM、DXなど、数々の分野において、グローバルなご見識に基づいた極めて本質的な提言をなさっています。当授業でも、日本企業の目指すべき事業モデル「エコシステムドライバー」について、目からうろこの分析・ご提言を多数ご披露いただきました。本セミナーは、その講義を外部の皆様にも体験していただきたく、藤野様に再びご説明をいただきました。

東京理科大学MOTでは「生きた学び」を重視し、様々なプログラムを展開しています。今後も様々なテーマについて、皆様と議論を重ねていく場をオンライン中心に設けて参ります。どうぞご期待ください。

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