知識や考え方を頭に入れても、実務に活かすことができるわけではありません。実務に活かすためには、自分の頭で考えなければなりません。理科大MOTは、そのための訓練を行う場、「考える力」を養う場だと思います。技術者だけでなく、経営者や営業など、さまざまな業種・職歴の学生が、専門分野でないテーマでも果敢に議論しています。目からウロコの意見が飛び出し、他流試合の醍醐味を実感しています。おのずと多様な引き出しが備わり、転換期の製造業で10年、20年先を生き抜く武器になると考えています。