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【若林秀樹】日経新聞2月3日(日経ヴェリタス)藤田編集委員の記事(シグナル)で経営重心理論が引用

(シグナル) 日立が直面した資本の壁 編集委員 藤田和明

東京理科大学の若林秀樹教授は「事業サイクルが長く、ボリュームが小さいインフラビジネスの難しさ」を指摘する。説明に使うのは横軸に事業サイクルの長短を、縦軸に製品の数量をとったマトリクス。その位置から事業特性を分析するのが同教授の手法だ。

インフラは長期・少量。10~20年といったサイクルで単位は1基ずつだ。対極である短期・大量の代表が半導体メモリーで、製品サイクルは5年に満たず、数量は億個単位で動く。

金融理論では長期・少量は大きなリスクをはらむ。将来の見積もりが少し狂うだけで、事業の現在価値が大きく傷つくからだ。金利のほか、事業収入や維持コストなどの読み違いが、10年単位では雪だるま式になる。見通しが狂い、米国の原発事業で巨額減損に陥った東芝がまさにそうだ。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO40828320S9A200C1K12400/

 

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