去る6月24日金曜日、午後6時40分から行われた『実践CxO起業家ケーススタディ』の授業に、元ファミリーマート代表取締役社長の澤田貴司様が特別講師としてご登壇されました。伊藤忠商事から、ファーストリテイリング、キアコン、リヴァンプ、ファミリーマートと続く澤田様のキャリアにおける激闘の数々をご紹介いただくとともに、その根底に流れる経営者としての矜持と哲学を大いに語っていただきました。特に、「誰が正しいかではなく、何が正しいか」を追求するその姿勢は強い共感と感動を生み、履修生に多大な影響を与えました。履修生はみな、その迫力に圧倒されながらも、自分事に落とし込んだ時の示唆と明日から自分はどう変われるのかを自問自答しながら、質の高い質疑を投げかけるとともに、授業終了後には極めて完成度の高いレポートを書き上げてくれました。まさに、理科大ＭＯＴの真骨頂とも言うべき授業でした。

『実践CxO起業家ケーススタディ』は、東京理科大学ＭＯＴが最も力を入れている演習科目の一つで、経営トップを招聘し、実体験に基づく議論から企業経営の本質を学ぶことを目的としています。例年、幅広いセクターから日本を代表する経営者を交えて熱い議論が繰り広げられます。今後もそうそうたる経営者の方々が登場する予定です。請うご期待！