北林 孝顕 教授 Takaaki Kitabayashi

自らが研究者と実務家の
架け橋となり、MOT教育を
通じて日本企業の経営人財育成に幅広く貢献したい

1995年、早稲田大学 理工学部 土木工学科卒業。2010年、神戸大学大学院 経営学研究科 専門職学位課程修了。2018年、神戸大学大学院 経営学研究科 博士後期課程修了。博士/経営学。
大学卒業後、1995年、重工メーカーに入社し、国内・海外向けプラント案件の土建設計業務を担当。2005年、TQM推進部門へ異動し、社内のVE活動や業務プロセス改善、プロジェクト管理の強化を推進。2014年、人財開発部門へ異動し、経営者候補の育成、プロジェクトマネジャー育成、組織風土改革を推進。2024年、経営企画部門へ異動し、現在に至る。主な資格は、一級建築士、技術士/経営工学、オレゴン州PE/Civil、PMP、PMS、VEスペシャリスト、キャリアコンサルタント。

※嘱託教授(みなし専任)

教員の志史

「きっかけはビジネススクール」
実務家教員になるきっかけは、2009年の神戸大学MBA入学まで遡ります。当時、私は社内のVE活動や業務プロセス改善、プロジェクト管理の強化を推進する係長クラスの社員でしたが、いろいろと改善が進んでも、会社の利益率がなかなか上がらない状況を見て、「なぜ当社の利益率はあまり高くないのか」「どうすればよいのか」について、日々悩んでいました。この問題を解決するヒントが得られるのではないかと思い、神戸大学MBAコースの門を叩きました。

 

「経営人財の育成が急務」
MBAやその後に入学した博士後期課程を通じて見えてきたのは、「低収益は当社だけの問題ではなく、日本企業共通の課題であること」「この問題を解決するためには、戦略を中心とした様々な経営課題を解決しなければならないこと」「そして、これらの改革を推進するリーダーの育成が急務であること」でした。

 

「研究者と実務家の架け橋に」
近年、外部環境の急激な変化や新興国企業の台頭により、多くの日本企業が苦戦しています。1980年代、日本企業はものづくりの現場と実務の強さで欧米企業を圧倒し、高機能・高品質の製品システムを次々と世に送り出してきましたその反面、収益は低空飛行に甘んじており、多くの日本企業がその状況からいまだに抜け出せていません。私は研究者と実務家の両方の立場を理解している者として、この問題に真っ向から向き合い、そこで得られた知見を一企業だけでなく、多くの日本企業に還元できればと考えています。日本企業が抱える課題と今後の方向性について、MOT教育を通じて、皆さんと一緒に考えていきたいと思いますので、宜しくお願い致します。