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MOTシンポジウム「東芝問題再考」

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東京理科大学MOTでは、従来より公開授業、各種シンポジウム、セミナーなどを開催して、学外に向けて広く、本専攻の活動や教育研究の成果を公表して参りました。
この度、新年度を迎え、2021年5月17日(月)18:30~20:00に、「東芝問題再考」をテーマとしたMOTシンポジウムをオンラインで開催いたします。

再び、東芝に関して、問題が再燃しております。昨年より、アクティビストとのフリクションがありましたが、今回は、突然のCVCからの買収提案、この結果、車谷CEO辞任という事態になりました。
今回の件も、東芝だけの問題ではなく、アクティビスト、もの言う株主も含め、多様なステークホルダーとの対話、ガバナンスなど示唆に富むケーススタディとなります。
また、関連して、カーブアウトされたメモリ部門のキオクシア上場の問題は、ポートフォリオや事業ドメインの観点、また半導体のサプライチェーンや米中摩擦の視点でも重要です。
本専攻(MOT)の若林秀樹専攻長・教授が提唱した経営重心分析では、なぜ東芝のポートフォリオが失敗し、メモリや原子力事業を外に出したのか、明らかになりましが、それを資本コストや割引率にも絡めて、80年代から2000年以降の不正会計を振り返り分析します。若林教授は、長年、90年代から2005年まで、野村総研、欧州系外資、米JPモルガン、みずほ証券でセルサイドアナリストとして、電機・半導体でアナリストアンキングで1位5回、その後、ヘッジファンドでもファンドマネージャーの立場から、東芝をウォッチ、その後は、NOサイド、アカデミックの視点から、東芝問題をフォローしております。若林教授の東芝に関するコメントは、日経の経済教室はじめ、多くのマスコミや専門誌などで取り上げられ、ニュースピックスでも5万フォロワーを有するプロピッカーとしても注目されてきました。
これを、価値創造で著名な(株)バリュークリエイトの佐藤明氏(本学非常勤講師)と対談しながら、問題の本質に迫ります。東芝問題だけでなく、日本や海外のGEなどの企業、ベンチャー企業などの課題も含め、示唆に富む対談となるでしょう。
本専攻の活動に関心を持たれている方、将来の入学を検討している方をはじめとして、広くご参加いただければ幸いに存じます。

「MOTシンポジウム「東芝問題再考」のご案内(PDFファイル)

MOTシンポジウム「東芝問題再考」

1.日  時     2021年5月17日(月)18:30~20:00

2.開催形式     遠隔(Zoom)によるオンライン開催
・下記サイトから申込された方に前日までに参加用URLを送付します。

3.当日の次第(予定)
■ ご挨拶・趣旨説明 若林秀樹  MOT専攻長・教授
■対談     若林秀樹 MOT専攻長・教授、佐藤明 (株)バリュークリエイト パートナー

4.ご出欠について
下記、URLから申し込みをお願いします。(締切は前日17:00を予定 ⇒ 17日13:00まで延長)
https://www12.webcas.net/form/pub/tus-mot/form0517

5.登壇者略歴
■若林秀樹 MOT専攻長・教授
アナリスト&機関投資家の立場から電機産業をウォッチ。JEITA政策提言タスクフォース座長。経済産業省 半導体・デジタル産業戦略検討会議メンバー(現)。

■佐藤明 株式会社バリュークリエイト パートナー
1987年野村證券グループ入社、以後1989年に同社証券アナリスト。
2001年5月に株式会社バリュークリエイト設立。デジタルハリウッド大学でコーポレート・コミュニケーション論准教授、海外資産運用会社、レオス・キャピタルワークス株式会社、長期投資のコモンズ投信取締役などの社外取締役を経験。現在、株式会社ソケッツ(東証マザーズ)の社外取締役を務める。
また2020年から東京理科大学非常勤講師を務める。

※オンラインセミナーの注意点
・本オンラインセミナーはテレビ会議アプリ「Zoom」を利用して行います。スマートフォンでご覧いただく場合は事前にZoomのアプリを入れていただく必要があります。
・お申込みいただいた方には、開催前日までに視聴者用のURL、Zoomでの受講方法を登録されたメールアドレスにお送りします。
・視聴者用のURLはお申込みいただいた方のみ有効です。第三者に提供することは禁止です。
・配信の録画・録音・撮影は禁止です。
・開催当日、Zoomに関するお問い合わせはお受けできません。
・その他、個人情報の取り扱いについては、本学プライバシーポリシーをご覧ください。

【お問い合わせ先】 mot-tus@rs.tus.ac.jp

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