2023年3月修了原野謙一

国立がん研究センター東病院
先端医療課/腫瘍内科
医師

次世代のがん治療開発をけん引する人材を目指して

知識ゼロから踏み出した技術経営の道

医師としてがん治療の内科診療にあたるとともに、研究者として新薬や新規治療法の研究開発に取り組んでいました。 ある程度経験を積み、自分が緑マネージャーとしてチームをまとめる役割を担うようになるにつれ、ある危機感が芽生えました。 この先がん利用開発を牽引していくには、リーダーシップの組織構築能力が足りていないのではないか。 その不安を払拭するために、理科大MOTに学びを求めたのです。 病院勤務しか知らない自分に、経営学や経済学の素養は皆無といってよいほど。 入学当初の講義では、つねに戦々恐々としていたことを覚えています。 そんな私のストレスを癒してくれたのは、学友の存在にほかなりません。 バックグラウンドの異なる社会人が集まり、互いが歩んで聞きた道に敬意と関心を寄せてフラットな関係を築く。 それが本学の風土ではないでしょうか? 印象に残った講義は数多くありますが、ここでは「マネジメント総論」を挙げます。 より良いマネジメントのために何が必要なのか、学友と共に白熱した議論を繰り広げたことが印象的です。

徹底的に議論を重ねた日々こそが無二の財産

医師としてがん治療の内科診療にあたるとともに、研究者として新薬や新規治療法の研究開発に取り組んでいました。 ある程度経験を積み、自分が緑マネージャーとしてチームをまとめる役割を担うようになるにつれ、ある危機感が芽生えました。 この先がん利用開発を牽引していくには、リーダーシップの組織構築能力が足りていないのではないか。 その不安を払拭するために、理科大MOTに学びを求めたのです。 病院勤務しか知らない自分に、経営学や経済学の素養は皆無といってよいほど。 入学当初の講義では、つねに戦々恐々としていたことを覚えています。 そんな私のストレスを癒してくれたのは、学友の存在にほかなりません。 バックグラウンドの異なる社会人が集まり、互いが歩んで聞きた道に敬意と関心を寄せてフラットな関係を築く。 それが本学の風土ではないでしょうか? 印象に残った講義は数多くありますが、ここでは「マネジメント総論」を挙げます。 より良いマネジメントのために何が必要なのか、学友と共に白熱した議論を繰り広げたことが印象的です。

修了生・在校生の声