【若林秀樹】2021年12月9日 日経SDGsフェスのデジタル・サステナビリティ会議で、「デジタル日本列島改造論~DXによる日本改造をグリーンデバイスエコシステムが実現する~」をテーマに講演

世界経済の一大テーマとなった「持続可能な社会」。SDGsの実現を議論する世界規模イベント「日経SDGsフェス」(2021年12月6日~10日)の目玉企画として、デジタル・サステナビリティ会議「デジタルトランスフォーメーションが実現する持続可能な都市や産業インフラ〜半導体デバイスの進化やデータ活用で加速〜」が開催されました。
若林秀樹専攻長・教授が、グリーンデバイス編に登壇し「デジタル日本列島改造論~DXによる日本改造をグリーンデバイスエコシステムが実現する~」をテーマに講演しました。

 

以下イベント紹介文の引用となります。
https://project.nikkeibp.co.jp/event/sdgs2021/12/digital_sustainability/

■「持続可能性」を重視し、DXの力で企業価値を高めるデジタル・サステナビリティ
■ESG(環境・社会・ガバナンス)推進と両立を図り、経営や投資家との対話の在り方を変革する
■今回は、デジタル網のインフラ整備で日本列島を改造する「デジタル日本列島改造論」を提言
■カギを握る半導体。使い手、作り手の関連産業が作る「グリーンデバイスエコシステム」が推進の主役
■グリーンなデータセンター、CASE、IoT工場、5G/6G基地局、光ネットワークなどの需要を創出する

Digital Sustainability(デジタル・サステナビリティ)とは、企業が「持続可能性」を重視し、デジタルの力で企業価値を高める事業で稼ぐ力を高めることと、加えてESG(環境・社会・ガバナンス)の推進 という両立を図り、経営の在り方や投資家との対話の在り方を変革することを意味します。多くの企業が取り組んでいるDX(デジタル・トランスフォーメーション)は、現時点の事業の効率化 や価値向上 を目的とした取り組みになりがちです。そこにデジタル・サステナビリティの概念を置くことで、事業環境が変化 しても持続的に強みを発揮できるようになります。それを通して自社の価値を高めつつ、結果として社会課題を解決し、SDGs達成への貢献につながります。

そこで本会議では、午前を全体編とし、午後をグリーンデバイス編として、SDGs達成に欠かせない今後のデジタル化について議論します。グリーンデバイス編では、デジタルパワーで日本のDX化を図る「デジタル日本列島改造論」を提言し、これを推進するための議論を行ないます。これからは50年前の日本列島改造論には欠けていたサステナブルの視点、特にカーボンニュートラルへのアプローチが必須です。デジタルインフラは半導体の塊といえます。列島改造の主役となるのは、グリーンでクリーンな半導体の使い手と作り手の関連産業によって形成される「グリーンデバイスエコシステム」です。

データセンターにはメモリー、基地局にはセンサーやパワー半導体、及びこれらを製造する装置や部品・材料など日本の強みを生かせる半導体分野がたくさんあります。6Gや自動運転の実現には半導体技術のイノベーションが不可欠であり、活発化するDX投資によって新たに必要となる半導体の初期需要が創出できるでしょう。

グリーンデバイスが拓く新たな市場の姿を描くことは、日本の課題解決を世界が直面するカーボンニュートラルや多様性への対応、地方格差是正、少子高齢化などに向けたソリューションとして提供することにつながります。

講演内容については、以下のアーカイブより視聴することができます。

https://channel.nikkei.co.jp/202112digital_sustainability/202112digital_sustainability_05.html