専任教員

荒木 勉 教授

SCMの大家でRFID/ロジスティックスの第一人者

[経歴]
早稲田大学理工学部工業経営学科卒業。同大学大学院博士後期課程単位取得満期退学。都立商科短期大学助教授、上智大学経済学部教授、1994~96年ミュンヘン大学客員教授を経て2017年より現職。著書に『日本型SCMのベストプラクティス』、『需要予測』、『経営科学』など。生産・物流の自動化をテーマとした調査研究を続け、特に90年代からはSCM、90年代後半からはRFID活用について活動している。国内や欧米、アジアの約千件の工場や物流センター視察の経験を紹介する講義、講演を実施している。

[担当授業科目]
・ 先進的ものづくりとサプライチェーンマネジメント
・ オペレーションズマネジメント
・ ライフサイクルマネジメント
・ 製造業のサービス化
・ 実践リーダーシップセミナー 1-1〜3-2
・ MTI寄附講座

荒木 勉先生の活動一覧

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志史 ~私の歴志~
-異業種、異文化に企業活動の進化のヒント-

加賀百万石の金沢で生まれ、育ちました。小学3年生の時から金沢市の町対抗のソフトボール大会に代表として参加し、夏になると毎日小学校の運動場で練習に汗をかいていました。高学年になると子供会の会長になり、町のイベントの手伝いやハイキングなどの企画をしていました。東京オリンピックを機会に全国にスポーツ少年団を創設することになり、地元の子供会を基礎に少年団を結団しました。市内の少年団との交流会を積極的に企画、運営をしていました。小学6年生の時に中学の陸上部に誘われて、短距離や走り幅跳びの選手として活躍しました。金沢では年に一度市営陸上競技場に市内の中学生全員が集まり陸上競技が実施され、約1万人の応援の下で走っていました。放送陸上大会では80mハードルで全国2位でした。

このように少年時代は「御山の大将」でしたので、将来大きな会社の経営者になりたいと考えるようになり、早稲田大学理工学部工業経営学科に進学しました。当時はIBM360に対して日本電気、富士通、日立、東芝などが国の指導でメインフレーム開発に躍起になっていたこともあり、コンピュータを活用した企業経営者を目指しました。しかし、大学に入ると「1+1」をFORTRANでプログラムを書き、パンチカードを作成して大学の計算機センターに提出して、結果を3日後に受け取るような状況にがっかりしていました。学科の自動化研究会に入り、早稲田祭では来場者に乱数を100個記入してもらい、性格判断をして喜ばれ、コンピュータの威力を感じました。先輩達が心理学の性格判断と100個の乱数記入との関係をミニコンで統計分析した成果を使っていました。
大学3年の時に自動倉庫の論文の翻訳を依頼され、成果が雑誌に掲載されて以来、早稲田大学システム科学研究所に机をいただき、官庁からの委託研究など、さまざまなプロジェクトの手伝いをするようになりました。師は自動倉庫の高橋と言われた先生であり、同じ研究チームの生産管理・MRPの中根先生、ロボットの長谷川先生、ワークデザインの吉谷先生と多くの先生方から刺激を受けました。卒論は在庫管理の春日井先生のオペレーションズ・リサーチ研究室に所属してスケジューリングについて書きました。

一方、日本電気の物流子会社の社員研修や東京電力の情報処理研修をそれぞれ15年程担当しました。システム科学研究所に早稲田大学ビジネススクールが創設され、コンピュータ関連の授業を担当しました。これらの研修指導によって社会人教育の経験を積みました。
90年代に入りSCM(Supply Chain Management)が日本に紹介され、東京や大阪での講演が続きました。94年から96年にミュンヘン大学に客員教授として出かけていましたが、97年にRFID(Radio Frequency Identification、ICタグ)の研究会委員長を引き受け、SCMやRFIDを研究の中心とするようになりました。それまでに取り組んできた物流の分野にスポットライトを当てるテーマとして位置づけています。日本の物流量の大部分を占める食品物流の改革を目指して味の素、ハウス食品、アサヒビール、サントリーなどの加工食品メーカー、日本アクセス、加藤産業などの食品卸、イオン、イトーヨーカ堂などの小売りに呼びかけてNPO法人食品流通高度化推進協議会を2004年に設立し、経産省の予算で実証実験を実施するなど、RFIDを活用した新しい食品流通の形態を模索しています。88年に上智大学の教員に就いて以来、ヨーロッパ、アメリカに視察団を毎年企画・引率しています。初期はFA(Factory Automation)やCIM(Computer Integrated Manufacturing)、90年代後半からはSCM、最近ではRFIDをテーマとして視察調査をしています。「百聞は一見にしかず」であり、現場を知ることが重要であると考えています。97年からはゼミの学生を毎年イギリスとドイツに引率し、BMWの工場見学や物流センター、GMS店舗などを訪問し、現地の企業の方々や学生達と交流してきました。併せて、国内のさまざまな業種の工場や物流センター視察を積極的にしています。異業種、異文化に企業活動の進化のヒントが隠されていることを訴えています。生活習慣や経済動向などの環境が違うため、他社のシステムの模倣は意味が無く、本質を充分分析することが重要であることを説いています。
 座右の銘は「克己心」で、楽をしようとする自分との戦いを日々しています。

専任教員

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    事業・組織再構築にかかる計画策定・意思決定工程を研究しています。

  5. 荻野 誠 教授

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    大手電機で30年、経営×知財を考える国際技術交渉のプロ

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    先端・伝統技術&日本文化からビジネスの優位性を構築する

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    専門は経営史・エネルギー産業

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    コンサルティングの現場から、マーケティングの理論・実践を革新する

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    会計・ファイナンス、企業法務、情報開示の専門性を統合した経営を

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    若林 秀樹 教授

    シンクタンク、アナリスト、ファンド等の立場から電機業界中心に30年分析と提言

  15. 岸本 太一 講師

    岸本 太一 講師

    国内外数百社を訪問調査。現場を軸に理論構築

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