【MOT学生】日経IR・個人投資家フェア Online2020 「多様性を企業価値につなげるのはスキルである」

2020年11月28日(土)に日本経済新聞社主催の「第15回日経IR・個人投資家フェア」が開催されました。
こちらで東京理科大学大学院経営学研究科技術経営専攻1年の小野塚さんと「多様性がもたらす企業価値―どう活かし、どう見るか?」というパネルディスカッションに登壇しました。

MOT1年生:小野塚惠美さん(カタリスト投資顧問株式会社 取締役副社長COO)
3人の女性パネリストはコンサルタント、事業会社、機関投資家という視点から多様性の意義や効果について体験談や調査結果を踏まえ熱いディスカッションを展開しました。
私からは現在の勤務先である田辺三菱製薬における充実したダイバーシティ関連の制度や柔軟な働き方の紹介に加えて、多様性の効果とは、企業が変化に強くなる、変化に対しての選択肢を持つことができる、変化を許容し次につなげるレジリエンスになるという示唆を提示しました。
小野塚さんからはイノベーションを起こすには多様性が必須であり、企業にとっては生き残りをかけた経営戦略の一つで、それを実現するスキルを身に着ける経営陣主導の組織的な取組みが必要という説明がありました。

 

他にも企業価値に貢献するダイバーシティ&インクルージョン導入の重要なポイントとして以下が挙げられました。
◎企業理念やプロジェクトのゴールなど共有する根っこ(信念)の存在
◎オープンなディスカッションやコンフリクトを恐れない文化(信頼関係)の醸成
◎長期的な企業の在り方について経営者による積極的な社内外とのコミュニケーション
◎多様性とは性別だけでなく人種、経歴やスキル、世代などを含む幅広い概念であるという認識
コロナ禍により様々な変化が強いられる大変な状況ですが、企業にとってはこれを機に、働き方の柔軟性や多様性の受け入れを進める良い機会となったのではないか、また、これからのニューノーマル(新たな日常)のなかでは、益々変化を前向きに捉えて、多様性の活用を通じて豊かな未来を創っていくことに一人ひとりが取り組んでいくべきなのではないか、とパネルは締めくくられました。
これまで、多様性を受け入れる能力は、職場の個人に任される事が多々あったと思います。
今回の「多様性を企業価値につなげるのはスキルである」というディスカッションの成果が、多様性を受け入れる経営陣主導の組織的な取組みに繋がることを期待いたします。
MOT2年生:梅田幸子(田辺三菱製薬 ビジネスデベロップメント部)